ゴドリスの写真、ロックアルバムカバーに
写真家、ゴドリスの作品がアルバムカバーになりました。
米東海岸のオルタナティブ系ロックバンド、ヨ・ラ・テンゴの新アルバム、「This Stupid World」はCDやレコードでも発売予定ですが、その世界観をヴィジュアル面からサポートする為に、今回ゴドリスの写真がアルバムの外装、インナースリーブや冊子、そしてプロモーションビデオなどで使われることになったのです！
アルバムカバー表に使用された草地の写真は、ニューヨーク州北部にあるドライブインシアターで2008年撮影。アルバム用に加工された写真は、なんとも怪しく不思議な感じですね！
シングルカットされた曲のプロモーションビデオもこの写真を基に製作され、線を基調としたアニメと組み合わさった不思議な映像をYouTube等で視聴することができます。
ジャケットの裏側には「娘のアパートへ行った帰りに撮った」という格子窓の写真が使われています。こちらはニューヨーク市内の駅で2018年に撮影したそうですが、こうしてアルバムのデザインに組み込まれると、場所や時代など関係無しに、何かを訴えかけているかの様に見えてきますね！
どちらの写真もバンドのウエブサイト（https://yolatengo.com/）やSNSでのライブ告知、フライヤー等でも使用されていることから、より多くの人達に見てもらえることになったようです。詳細を伝えてくれたゴドリスさんのメールも嬉しそうでした！
因みにゴドリスの写真は過去に何度かアーティストの自伝等の表紙やアルバムカバーになっていますが、どれもポートレートが主体。
今回、この様なストリート写真的なものがフィーチャーされたことで、今後も様々な展開が期待できそうですね！