ロベルタ・ゴドリス パンク写真展③
イタリアで行われている写真家ロベルタ・ベイリーとゴドリスのパンク写真展『BLANK GENERATION』。
ゴドリスさんから追加の写真展画像とコメントが届きました!
「展示の仕方が面白くてね、壁を挟んで片面がロベルタの写真、もう片面が僕の写真になってて、片面を観終わったら反対側を観ながら戻ってこれるんだ」
「展示ではたくさんのファンと会う事が出来たよ!」
「地元の高校生との交流会はパラッツォ・キエリカーティで行われたんだ、ここも写真展会場の建築と同じ建築家、パッラーディオが手掛けたんだよ」
ファンに囲まれて、ロベルタさん嬉しそうですね!
3回目の今回はロベルタとゴドリスのイタリア滞在中の様子をお伝えします。
写真展のイベント最中でも撮影が止まらなかったゴドリスさん。
当然街中でもチャンスは逃しません。
イタリアでもゴドリス特有の、物語性を感じさせるストリート写真。
帰りの空港での一枚。どちらも景色と人物の対比を一瞬で捉えた、正にストリート写真家の真骨頂という感じです。。
一方こちらはロベルタさん撮影の写真。
「現地で会ったリチャード・ヘルのファン。そう、本物のタトゥー。本物のファンね」
とはロベルタさんのコメント。
実はこれ、ロベルタさんの撮影した元祖パンク、リチャード・ヘルの写真で、リチャードが胸にマジックで書いていたフレーズ。
「YOU MAKE ME _________」と最後が下線なのは、そこに適当な言葉を自分で入れてください、という意味。つまりパンクのモットーの一つとされる「Do It Yourself」で文を完成させる、ということ。
この下線部を英語で「Blank(空白)」と言いますが、今回の写真展のタイトルにもなっている「BLANK GENERATION」とはリチャードが書いた曲の名前、そしてアルバム名で、このポートレートはそのアルバムカバーに使われている写真なのです。
なるほど、そんなタトゥーを入れてしまうとか、確かに「本物のファン」ですね!
「彼女とは友達になれて、連絡先も交換したのよ!」とロベルタさん
イタリアの滞在を大いに楽しんだロベルタさん、ですが
家では愛犬のヴェラがお留守番中、早く帰ってきて!